スプレードライヤ

ツインジェッター NLシリーズ

微粒子研究開発用

微粒子研究開発用スプレードライヤ
医薬品・新素材の最先端現場に!

ツインジェッター(TWIN JETTER)は、微粒子製造に特化した新しいコンセプトのスプレードライヤです。コンパクトな設計や密閉循環型仕様など、多様な特長を備えています。
医薬品や新材料の試料作製に最適です。
1~20μmの粒子製造を得意としています。

目的・用途(利用例)

  • #セラミックス
  • #化成品
  • #医薬品

業種

  • 電子関連業界
  • 化学業界
  • 医薬品業界
  • 自動車関連
  • 窯業・ファインセラミック
  • 鉄鋼・機械業界

特長

プロポーション(乾燥室形状)

ステンレス製の乾燥室を採用することにより、ガラス製に比べて軽量で容易に取扱いが出来ます。
深冷式仕様のCNL-3iは、塩化メチレン等の低沸点溶剤にも対応可能で、幅広い有機溶媒の使用が可能です。

噴霧方式

スプレードライヤによる微小粒子の製造を目的とした、二段階の微粒化機構を持つツインジェットノズルを採用しています。
ツインジェットノズルは衝突エネルギーを微粒化に利用することにより、微粒化エア量を削減しています。
また、特殊計器ユニットを標準搭載し各種噴霧データの収集が可能です。

コンタミ防止およびクリーンネス

熱風室からバグフィルタに至るまで、すべてのパーツを分解できる構造となっており、洗浄性に優れています。 また、乾燥空気入口には粗塵フィルタおよび高温用HEPAフィルタを標準搭載しており、製品へのコンタミを防止します。

仕様

項目 定形機
NL-3 NL-5 CNL-3
(窒素ガス密閉循環型)
CNL-3i
(深冷式
窒素ガス密閉循環型)
用途(例) 研究開発 サンプル製造  研究開発 研究開発
最大水分蒸発量 ※1 2.5kg/h ※2 6kg/h 3.0kg/h(エタノール)、2.5kg/h(水) ※3 3.0kg/h(エタノール)、2.5kg/h(水) ※3
乾燥室寸法 直径 300mm 500mm 300mm 300mm
標準材質 SUS304 濾布又はSUS304 SUS304 SUS304
噴霧用アトマイザ 型式 ツインジェットノズル RJシリーズ
型番 RJ-3 RJ-5 RJ-3 RJ-3
外形寸法 (概略) W1.0m × L0.8m × H1.7m W1.6m × L1.4m × H2.1m W1.2m × L2.0m × H1.7m W1.8m×L2.2m×
H1.5m
概略据付重量 約320kg 約500kg 900kg(乾燥ユニット300kg+溶剤回収ユニット600kg) 950kg(乾燥ユニット350kg+溶剤回収ユニット600kg)

※1 水分蒸発量の表示
  NL-3:熱風入口温度200℃、出口温度75℃を基準としています。
  NL-5:熱風入口温度250℃、出口温度75℃を基準としています。
※2 保証能力は熱風入口温度200℃、排風出口温度75℃の時1kg/hとなります。
※3 保証能力はそれぞれ、
  エタノール噴霧:熱風入口温度140℃、排風出口温度70℃の時1.5kg/h
  水噴霧:熱風入口温度200℃、排風出口温度75℃の時1kg/hとなります。

少ない空気量で10μm以下の微粒子を作るツインジェットノズル
大川原化工機が特許を取得しています!

ツインジェットノズルは、スプレードライヤによる微小粒子の製造を目的とした二段階の微粒化機構を持つノズルです。特許技術により、1~20μmの微粒子を大量に生産でき、従来のディスク式アトマイザーや二流体ノズルと比べて高い微粒化性能を実現しています。また、衝突エネルギーを微粒化に有効活用することで、必要な微粒化エア量を削減できます。
ツインジェットノズルは、さまざまな原液処理量や粒子径のニーズに対応し、効率的かつ高品質な微粒子製造を実現します。

製品紹介

NL-3

NL-5

CNL-3

FGA_A.jpg

CNL-3i

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お客様のニーズに合わせたカスタム設計。
最適なスプレードライヤをご提案いたします。

弊社ではこれらの技術と経験を活かし、ご希望の粉体特性などからどのようなシステムがベストかを考え、少量生産用、中規模生産用、大型産業用、流動造粒、ガステムなど様々な装置から製造工程に合わせた最適なシステム・配置をご提供致します。

フロー

標準フロー(NL-3、NL-5)

標準フロー(CNL-3)

よくあるご質問

Q1.

ディスクの搭載は可能ですか?

本装置は微粒子製造に特化した装置の為、対応はできません。

Q2.

大型機へのスケールアップは可能か?

可能です。

Q3.

この装置に搭載されているツインジェットノズルと二流体ノズルとの違いは?

製造する粒子の大きさを維持したまま大処理量までスケールアップが可能です。

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