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こんなお悩みありませんか?
大川原化工機のスプレードライヤであれば、課題解決ができます!
多孔質な粒子形状や表面状態により溶解性の向上が見込まれる。溶解性をコントロールすることで難溶性薬物の吸収性改良や新規製剤開発に貢献します。
密閉構造や洗浄性に優れた設計で、異物混入やコンタミリスクを大幅に低減。医薬品製造の品質保証に対応します。
多数のテスト機を保有。テスト機による試作データを基にスケールアップするので商用生産でも再現可能です。安定生産までしっかりサポートします。
液体原料から直接粉体化するので、乾燥・造粒工程を一括で処理できる。自動化も容易なので省力化とコスト削減を両立します。
取り扱い製品についてや価格・お見積もり、セミナー申し込みなど、お気軽にお問い合わせください。担当スタッフが迅速にサポートします。
ディスク式
高速回転するディスク上に液体を供給し、遠心力を利用して微粒化する方式です。 回転数の調整で簡単に粒子径の調整(高回転数 → 小液滴径、低回転数 → 大液滴径)ができるため、 原液の処理量や種類、物性などの変化に対応がしやすく、小~大容量まで幅広く使用されます。 特に乾燥装置1台で多品種の生産を行う場合に多く採用されます。
加圧ノズル式
ノズル内部で、液体に強い旋回流を与えて噴出しながら微粒化する方式です。液体にかける圧力を高くすると、液滴径が小さくなり流量は多くなります。(液体にかける圧力を低くすると、液滴径が大きくなり流量は少なくなります。)可動部分がなく、構造が簡単で設備費や維持費は安価になりますが、原液の種類や処理量、製品粒子径などの変化に対応するには、ノズル内部品(オリフィスや旋回流を与えるコア)の交換や、噴霧圧力の設定を行う必要があります。少ない品種を、中~大容量で比較的大きい粒子径の製品生産を行う場合に多く使用されます。
加圧二流体ノズル式
加圧ノズルの外側に空気ノズルを設けた構造で、加圧ノズルで形成した噴霧流に集中的に高速気流を当てて、効果的に微粒化する方式のノズルです。空気流量の調整によりある程度の粒子径制御が可能で、通常の加圧ノズルやディスク式に比べて大量・高粘度の液体にも対応が可能です。また、使用する空気(アシストエア)の圧力は50kPa以下と低いため低動力です。水噴霧から原液噴霧まで同一のノズルで対応ができるため、スプレードライヤの運転開始・終了時の水噴霧⇔原液噴霧切り替え運転にも対応可能な加圧ノズルです。
ツインジェットノズル式
微小粒子の製造に特化した、二段階の微粒化機構を備えた微小粒子専用ノズルです。第一段階で気体と液体の外部混合式二流体ノズルにより微粒化を行い、第二段階で噴霧流同士を衝突させて再微粒化をするノズルです。衝突エネルギーを微粒化に利用することで、微粒化エア量を削減できる特徴を持ちます。
高速回転で長時間連続稼働するディスク式アトマイザを、乾燥用熱風からシールドする機械保護と噴霧周辺部への付着を抑制するために冷風を送り込む装置で、送風機とフィルタ類を含むユニットで構成されています。
原料液の一時貯留タンクです。
原料液を微粒化装置に送り込むポンプで、原料の粘度や摩耗性などの性状や使い勝手、微粒化装置の種類によって多種の中から最適な物を選択します。
乾燥装置内に供給される空気の第一段階のフィルタです。通常は粗塵フィルタを使用します。
乾燥用の空気を供給するファンです。
供給される乾燥用の空気を加熱するヒータで、熱源には、電気、スチーム、重油、灯油、ガスなど様々なエネルギーに対応が可能です。燃料の燃焼ガスと乾燥用の空気を混合しながら加熱する直接加熱方式や、熱交換器を介してクリーンに加熱する間接加熱方式から選択が可能です。
(注) 燃料燃焼による直接加熱方式では、燃焼時に発生する燃焼生成水分が乾燥用の空気に加わるため、間接加熱方式と比較して粉末製品の残留水分が多くなる傾向があります。
乾燥室の直前で異物を高精度に除去するメインフィルタです。通常は高性能(HEPA)フィルタを使用します。
乾燥室に投入する熱風と、微粒化装置によって噴霧する原料液滴との接触方式は、原料の乾燥性や粉末製品の品質を考慮して以下の方式を採用しています。
並流方式
熱風と噴霧流が共に乾燥室上部から投入して下降させる方式で、最も一般的な接触方式です。乾燥する粉末製品が比較的低温で取り出せるので、ほとんどの原料はこの方式で対応可能です。ディスク式、ノズル式のいずれの微粒化装置も使用でき、特に熱変性を起こしやすい原料に適しています。
ブローダウン方式(1点捕集)
乾燥室下部からダクトで直接サイクロンなどの回収系1点に接続される方式で、粉末製品を全量乾燥室から排気気流と共に取出して回収します。粉末製品を粒度により分級する必要がなく、1箇所でまとめて回収したい場合に採用されます。なお、粉末製品の粒子径を大きく造粒したい場合には、ダクト内の搬送性やサイクロンでの破砕性について試験確認や設計での考慮が重要となります。
テークアップ方式(2点捕集)
乾燥室下部およびサイクロンなどの回収系2点で構成される方式で、粒子径が大きく重い粉末製品は、自重による自然落下で乾燥室下部で回収し、粒子径が小さく軽い粉末製品は、乾燥室の円錐部に設置された水平のダクトから排気気流とともに同伴され、サイクロンなどで回収されます。回収する2箇所である程度の分級効果が期待できます。
空気に同伴される粉末製品を、遠心力を利用して空気(排気)と粉末製品に分離して回収する機器です。
原料乾燥後の空気(排気)を排出するファンです。
サイクロンなどの回収装置で回収しきれない微粉塵を回収する装置です。大別すると、原料を乾燥させた後の空気(排気)をフィルタなどで濾過回収するバッグフィルタなどの乾式方式、または液体(通常は水や薬液)と接触させて吸着回収するスクラバなどの湿式方式から選択されます。乾燥する原料に吸湿・潮解性や腐敗性がなく、水に溶けない無機物原料の場合には通常乾式のバッグフィルタが使用され、吸湿・潮解性や腐敗性があり、水に溶ける食品原料などの場合には湿式のスクラバが使用されます。
乾燥室やダクト、サイクロンなどの外壁に取り付けて間欠的に衝撃を与える打撃装置で、装置の内部に堆積した粉末製品を衝撃により落下させます。
乾燥室内の壁面に沿って回転するパイプに設けた一列の多数の小さな孔より、高速の空気を噴出しながら乾燥室内の付着・堆積した粉末製品を空気の力で吹き飛ばす払い落とし装置です。
乾燥室の外壁面にもう一つの層(ジャケット)を設けた二重構造の乾燥室です。このジャケット層に空気を投入して壁面温度をコントロールすることにより、熱に弱く変性や熱融解し易い性質の粉末製品が乾燥室内へ付着・堆積した場合にも、熱劣化を抑制します。
乾燥装置内に供給される空気を除湿する装置です。熱交換器を設置してチラー水で冷却除湿する方式や、シリカゲルなどの調湿材により吸着除湿する方法があります。除湿器は、特に夏場など湿度が高い外気をそのまま乾燥用の空気として用いる際に、吸湿・潮解性の強い原料では乾燥性が悪化して乾燥室内面への付着が増加する場合があります。この様な季節や外気の影響を抑えるために使用され、乾燥装置内に供給される空気全体を除湿したり、付帯機器のエアスイーパやニューマチックライン用に供給される部分的なエアのみを除湿したりと、必要に応じて使用します。
粉末製品を、乾燥装置内から他経路(装置や容器)へ排出する際、乾燥装置内の気密性を維持(エアシール)しながら連続的に排出する装置です。粉末製品の摩耗性や付着性などの性状と、乾燥装置全体のシステムを考慮して最適な物を選択します。
ダブルダンパ
上下2つの弁体(フラップ)を交互に開閉させて、粉末製品を連続的に排出する機械式のオールマイティーな排出機です。
ロータリーバルブ
ケーシング内で円筒状のローター(羽根車)が回転しながら、粉末製品を連続的に排出する機械式のオールマイティーな排出機です。
エジェクタ
粉末製品を、ニューマチックラインで搬送する場合に使用される機械的可動部分がない排出機です。円筒形状の気流管ケーシングの中心部に設けたチューブ状の空気ノズルから、高速で空気を噴出することによって発生する吸引気流により、粉末製品を連続的に排出します。気流管ケーシングの仕様が排出性能に大きく影響するため、乾燥装置の運転条件変更に対して追従できる調整範囲が狭い傾向があります。
ボルテックスエアロック
粉末製品をサイクロン1点で回収し、ニューマチックラインで搬送する場合に使用される機械的可動部分がない排出機です。乾燥装置内を流れる空気とニューマチックライン用に供給される空気を、ケーシングの内部で旋回気流にしながら空気の圧力と気流の力を利用して粉末製品を連続的に排出します。機械的な稼働部分が無く構造も単純なため、洗浄性に優れ食品や医薬品製造ラインで広く使われております。
乾燥後の粉末製品を、乾燥室やサイクロンから排出される部分で冷風とミキシングして、冷却しながらダクトを経由して離れた場所の粉末製品タンク(貯留タンク)などに空気の力で輸送する装置です。特に除湿した冷風を使用することで、吸湿・潮解性の強い原料などでは粉末製品の安定化を促進して、粉末製品の蓄熱によるブロッキング化や変性を防止する効果が期待できます。
乾燥室内で、噴霧原液の初期乾燥が終了する乾燥室中段部もしく下段部より冷風を投入して、粉末製品と乾燥室排気空気の温度を積極的に下げることにより、熱に敏感な製品の安定化を行う装置です。特に除湿した冷風を使用することで、粉末製品の安定化を促進します。
乾燥装置を分解せずに内部を洗浄・殺菌するための自動洗浄システムで、特に衛生管理が重要な食品や医薬品製造ラインで広く使われております。乾燥室は三次元的に動作する洗浄水噴出ノズルを使用し、ダクト類には水圧により内部にノズルが突出して洗浄水を噴出するプッシュアウトノズルなどを使用して洗浄を行います。ご希望に合わせた洗浄プロセスと装置仕様の構築により、洗浄作業の効率向上、労力の低減、洗浄品質の安定化などに寄与します。
漢方薬・農薬・無機薬品・酵素・抗生物質・ビタミン剤
対象原料や溶媒、目的用途をお伺いし、お客様に最適なスプレードライヤをご提案いたします。テスト結果に基づき、長年にわたって培ったノウハウを活かし、スプレードライヤ以外の幅広い解決方法もご提案可能です。
ツインジェットノズルによる微粒子製造を医薬品の最先端現場に
弊社の営業担当者がお客様のご要求を伺い、そのご要求事項をどのように達成するかを、お客様とご一緒に考えます。
ご要求事項達成のための方法が正しい方向であるかどうかを検証するために、試験を実施し、確認致します。合わせて、装置の基本設計条件を固めます。
「粉体技術研究所」ページへ
ご要求事項と試験検証結果に基づき、システム或いは装置の提案を致します。提案内容に対して、お客様とディスカッションをさせて頂きます。ご要求事項と提案内容に齟齬がないかをしっかり確認し、ご満足頂けるベストの提案に仕上げます。
ご提案内容にご納得いただきましたら、ご契約をさせていただきます。
お約束のスケジュールで納入できるようマスタースケジュールを作成し、具体的にデザイン作業を進めます。必要に応じて、お客様との打ち合わせや実証試験なども行います。お客様へ納入するシステム或いは装置の納入仕様書を作成し、お客様の最終確認をいただきます。
お客様から最終確認を頂いた後、材料・部品・機器等の調達を開始します。
検査要領書に基づき、厳格な検査を実施します。お求めに応じて、お客様御立会いの上で実施させて頂きます。
お約束した納期通りに、納入致します。現地での搬入据付工事が役務範囲の場合、弊社現場管理者が安全第一で現地工事の指揮を執ります。
搬入据付が完了し、いつでも運転可能な状態になりましたら弊社技術員が装置完成検査を行い、その後、契約内容に則った試運転調整を行います。試運転調整の結果、契約の内容通りの性能を発揮できることが確認できた時点で検収を頂き、お客様にお引渡し致します。
担当営業マンを窓口にして、ご使用中の不具合や修理などのご用命にもすばやく対応させて頂きます。お引渡し後も、末永くお使い頂く製品ですから、定期的なメンテナンスは欠かせません。弊社ではメンテナンスにも力を入れております。また、故障を未然に防ぐために、設備の定期的な診断をお勧めしております。
お客様の要望に応じてカスタマイズ対応が可能です。ぜひご相談下さい。
多くのお客様への納入実績がございます。
対応可能です。