スプレードライヤ
噴霧熱分解装置
噴霧熱分解法とは、金属塩溶液などを高温炉内に噴霧し、瞬時に熱分解、反応、合成又は焙焼を行わせて、金属酸化物の粉末を得る方法です。
炉心菅に特殊セラミックスを採用した、電気ヒータによる間接加熱により炉内温度約900℃の運転に対応しています。
特殊二流体ノズルの採用により、高温下でも溶液やスラリーを均一に噴霧し、粒子生成の均一性を確保します。
薬液噴霧機構を備えたスクラバにより酸性ガスを中和し、きれいな排気で環境に優しい仕様となっています。
バグフィルタ前段に乾式サイクロンを取り付けることで、収率を向上させることも可能です。
項目 | RH-2 | RH-3A | RH-3B | RH-6 |
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用途 | 研究開発用/少量生産用 | 研究開発用/少量生産用 | 研究開発用/少量生産用 | 少量生産用 |
噴霧方式 | 特殊二流体ノズル | |||
炉内温度 | 600 ~ 900℃ | |||
概略外形寸法法 | W2.3m×L1.6m×H1.9m | W2.3m×L1.1m×H1.9m | W3.4m×L1.5m×H3.2m | W3.5m×L2.7m×H3.2m |
重量 | 1200kg(キャスタ付) | 1400kg(キャスタ付) | 1900kg(キャスタ付) | 2600kg |
取り扱い製品についてや価格・お見積もり、セミナー申し込みなど、お気軽にお問い合わせください。担当スタッフが迅速にサポートします。
弊社ではこれらの技術と経験を活かし、ご希望の粉体特性などからどのようなシステムがベストかを考え、少量生産用、中規模生産用、大型産業用、流動造粒、ガステムなど様々な装置から製造工程に合わせた最適なシステム・配置をご提供致します。
ヒーター表面温度1000℃まで対応可能です。
カタログモデルのみの対応となっており、生産量が増える場合には台数を増やしてご対応いただく形となります。
湿式スクラバにより中和処理後、大気開放となります。