スプレードライヤ

CL/COCシリーズ

有機溶剤対応・窒素ガス密閉循環型

不活性雰囲気中で噴霧乾燥・冷却が可能

CL/COCシリーズは通常使われている空気雰囲気に変え、窒素ガスを循環するクローズドシステムを使用して、不活性雰囲気中で噴霧乾燥 (または冷却)を行います。
さまざまな原液による乾燥・造粒製品づくりが、 安心して行えます。

目的・用途(利用例)

  • #セラミックス
  • #医薬品
  • #化成品

業種

  • 電子関連業界
  • 飼料業界
  • 食品業界
  • 化学業界
  • 医薬品業界
  • 自動車関連
  • 窯業・ファインセラミック
  • 鉄鋼・機械業界
  • 石油樹脂
  • 嗜好品
  • その他

特長

プロポーション(乾燥室形状)

通常の空気雰囲気を窒素ガス循環によるクローズドシステムに置き換えることで、不活性雰囲気中での噴霧乾燥(または冷却)が可能となり、可燃性溶媒の使用や酸化防止に対応できます。 さらに、乾燥室内には陽圧管理システムおよび自動酸素濃度測定システムを標準搭載しており、安全にご使用いただける仕様となっています。

噴霧方式

M型ディスク(弊社特許)をはじめとした各種ディスクに対応可能な回転式アトマイザを標準搭載し、様々な原液の微粒化に対応しています。
また、弊社オリジナルのツインジェットノズルや2流体ノズルを搭載することもでき、微粒子製造にも対応可能です。

コンタミ防止およびクリーンネス

標準仕様のバグフィルタに加え、オーダーメイドでチェックフィルタや熱風フィルタを設置することも可能で、循環ガスを常にクリーンに保つことができます。 また、オーダーメイドにより温水洗浄や溶剤洗浄にも対応でき、洗浄作業の負担軽減にもつながります。

各種オーダーメイド対応

取り扱う原料に応じて最適なプロポーションと噴霧方式のご提案をさせて頂きます。防爆エリアへの設置につきましてもオーダーメイドで対応いたしますので、まずはご相談ください。

仕様

項目 外部非防爆型 外部非防爆型 外部非防爆型
(深冷式クローズドシステム)
CL-8 CL-12 CL-8i
用途(例) ・研究開発用
・少量取扱用/少粒子造粒用
・研究開発用
・少量取扱用/微粒子造粒用
・研究開発用
・塩化メチレン等低沸点溶剤の乾燥
エタノール蒸発量(※注) 4kg/h
噴霧用アトマイザ形式 OCA-008BX
熱風最高温度 200℃ 200℃ 140℃
概略寸法 W2.0m × L2.4m × H1.9m W2.2m × L3.2m × H2.1m W3.2m × L2.6m × H2.3m
概略据付重量 約1,250kg 約1,500kg 約2,050kg

※注 エタノール蒸発量は熱風入口温度140℃、出口温度70℃を基準としています。

項目 外部防爆型(オーダーメイド装置)
COC-12 COC-16 COC-20 COC-25~
用途(例) ・研究開発用
・サンプル製造用
・研究開発用
・少量生産用
・実中サイズ試作製造用
・小量規模生産用
・製品造粒用
専用設計品となります。
詳細は弊社営業まで
お問い合わせ下さい。
エタノール蒸発量(※注) 8 kg/h 11 kg/h 19 kg/h
噴霧用アトマイザ形式 OCA-022B
熱風最高温度 200℃
概略寸法 W4.2m×L4.5m×H4.0m W4.5m×L4.7m×H4.5m W4.8m×L5.6m×H5.0m
概略据付重量 約7,000kg 約8,000kg 約10,000kg

※注 エタノール蒸発量は熱風入口温度140℃、出口温度70℃を基準としています。

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取り扱い製品についてや価格・お見積もり、セミナー申し込みなど、お気軽にお問い合わせください。担当スタッフが迅速にサポートします。

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お客様のニーズに合わせたカスタム設計。
最適なスプレードライヤをご提案いたします。

弊社ではこれらの技術と経験を活かし、ご希望の粉体特性などからどのようなシステムがベストかを考え、少量生産用、中規模生産用、大型産業用、流動造粒、ガステムなど様々な装置から製造工程に合わせた最適なシステム・配置をご提供致します。

フロー

標準フロー(外部非防爆型)

標準フロー(防爆型)

よくあるご質問

Q1.

防爆構造ですか?

定型機 CL-8、CL-12、CL-8i型は非防爆エリア専用機となります。防爆エリア内への設置の場合は、スペース・ユーティリティを考慮し、オーダメイド装置をご提供します。

Q2.

どの程度の沸点の溶剤まで可能ですか?

高沸点溶剤の特殊装置で、NMP対応の実績があります。

Q3.

蒸発した有機溶媒の回収はどうしていますか?

冷却ユニットにより、凝縮回収をしています。

Q4.

使用出来る溶剤は?

定形機ではエタノールを基準としてますが、他の溶剤にもカスタマイズ対応可能です。

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